ときひろみの自然とローカルを楽しむ銚子ツーリング!

createJunichi Yasumuro
camera_altSosuke Shimizu
personHiromi Toki
tag_facesKUSHITANI & DAYTONA
いよいよライダーたちが待ちに待っていた季節がやってきた!暑すぎず、寒すぎず、走っているときずっと"最高"を感じることができる季節が。いざどこへ行こうかと悩むこともあるかもしれないが、やはり景色が良くて、走りやすく、美味しいものを食べれるところが良い。さらにいえば、いきなり長距離だと身体に負担もかかるので、適度な距離が望ましい。ゆったり、のんびり心地良い初夏を感じることができる地が理想。ということで今回は、都内から片道約130kmの千葉県は銚子を目指す!こころを穏やかにしてくれるレトロな風景と美味しい海の幸、そして九十九里浜に面した気持ちのよい海辺の道など、ライダーにも人気の高い場所。ライダーはオートバイ大好き、ツーリングも大好きなタレントのときひろみちゃん。春のツーリング、まずは楽しく、快適性を重視して、オートバイへの気持ちをさらに高めましょう!
自然溢れる長閑な道を堪能する!

千葉県、銚子&九十九里。銚子は太平洋に面し、漁業が盛んで、銚子漁港の水揚げ量は国内随一。全国的にも有名な漁港の町としても知られている。また醤油醸造業も有名で、国内の5大メーカーのうちヒゲタ醤油、ヤマサ醤油の会社がここにある。古くから関東の醤油づくりの中心的な存在となっていた地なのである。また観光地としての見所も多く、海洋研究所や犬吠埼灯台、銚子電鉄、ポートタワー、地球の丸く見える丘展望館、マリンパーク、妙見宮 妙福寺など多くの人が訪れる。また九十九里は、太平洋に面した全長約66kmの海岸、九十九里浜が有名で、日本の渚百選にも選定されている。サーフィンをメインに、ウインドサーフィンやジェットスキー、ウェイクボードなどマリンレジャーと美味しい海鮮料理が味わえるのが魅力で、とくに夏場には数多くの海水浴や観光客で賑わう。ライダーたちも、程よい距離感と新鮮な海鮮料理と美しく気持ちのよい海岸線の道路を目当てに年間を通して多く訪れている。今回のルートは都内から首都高速、そして東関東自動車道(湾岸)へ、潮来ICを県道50号線で銚子へ。犬吠埼に立ち寄った後は286号線から126号線をとおり、そして気持ちのよい海沿いの道、九十九里ビーチラインに出て、海辺のライディングを満喫。帰りは東金九十九里有料道路から千葉東金道路をとおり、東関東自動車道、首都高速道路で帰宅という全行程約280kmの走りとスポット満喫のルート。これからがもっと楽しくなる時期。天気の良い週末、美しく、気持ちのよい、海辺のツーリングに繰り出してみませんか?
食べて走って、また食べて
自然とグルメを満喫ツーリング!

4月後半の都内に集合。もうすっかり寒さも薄れて、いよいよツーリングが楽しい時期になってきました。自然とテンションも上がります。で、今回のツーリングの目的地は銚子&九十九里。都内からそれなりに距離はあるけど、九十九里浜沿いの道は気持ち良さそうで、すごく楽しみ。もちろん、美味しいものも盛り沢山というので、期待しちゃいます。そして、今回の相棒さんは、快適性を備えたカッコイイハーフカウルとトリコロールカラーが素敵なホンダのCB400スーパーボルドール。今回の衣装とのマッチングもバッチリ。さらに今回はシートバッグやスマートフォンホルダー、スマートフォンコントローラーにインカムとツーリングを快適にしてくれるアイテムがたくさん装備されているんです!早速跨がってみると足つきも良く、ボディも軽くて扱い易い、これなら走りも十分に楽しめそうです。

エンジンをスタートさせていざ出発!走り出しもスムーズ、そしてパワフル、エンジン音も独特で、ワクワクしちゃいます。首都高速をいつもの如く、ドキドキしながら安全運転で抜け、東関東自動車道路へ。途中のPAで軽く朝食&休憩をとって、目的地を目指します。CB400スーパーボルドールは高速道路の巡航も楽々。リッターバイクが高速走行が楽なのは分かっていたけど、400ccクラスも侮れません。

順調に高速道路を走り、スムーズに銚子へ。最初に立ち寄ったのは、レトロな雰囲気の電車とぬれ煎餅が有名な銚子電鉄の犬吠駅。

こちらの駅は立派な洋風の建物で、記念撮影にももってこい。もちろん名物のぬれ煎餅もいただきました。

柔らかい食感はちょっと不思議でしたが、味は◎。皆さんも是非試してみてください。

そして家族へのお土産はシートバックにしっかりと詰めて犬吠埼灯台へ。

でも実は犬吠駅から犬吠埼灯台までは徒歩でも行ける距離なんです。近すぎてビックリ。白くてキレイな灯台は海と空の青に一段と映えていました。潮風も気持ち良くて、ここでしばらくのんびり。

穏やかな時間を満喫したら、次は迫力のある場所へ。向かった屏風ヶ浦はまさに絶景。崖の高さと強風がちょっと恐かったけど、この景色はなかなか見られません。雄大な景色に驚き、感動したら、なんだかお腹が減ってきたので、そろそろランチのお店へ。

漁港の近くにあるこちらのお店、かなりインパクトのある外観にちょっとひるんでしまいましたが、勇気をもって中へ。気さくなお母さんたちが元気に迎えてくれました。

漁港でとれた新鮮な海の幸を使った料理が人気で、私はボリューム満点のミックスフライ定食をいただきました。

大きな海老にカキ、そしてイワシが二匹。当然お腹いっぱいになります。

少しまったりとして再び走り出すこと20分。海沿いに出る手前には天然温泉「旭の湯」を発見!

こちらは日帰り温泉となっていて、食事処もあるので、のんびりしたいライダーさんにはおすすめです。ちなみにお店や温泉の情報は、道に迷わないよう、スマートフォンのマップ&ナビに事前にセット。

スマートフォンホルダーがしっかりとスマホをホールドしてくれ、スマートコントローラーも装備しているので、グローブをしたままでも簡単に操作ができて楽チン。これはかなり便利です。

さらにナビの音声ガイダンスもインカムがあるからバッチリ。できることなら全部欲しい!って思っちゃいました。

その後は海の近くにあり、潮風が香るキレイな道の駅「オライはすぬま」で名物のいちごジェラートソフトを試食。味は濃いけど、ジェラートなのでさっぱり。いちご好きにはたまりません。

そしていよいよ九十九里。しばし九十九里ビーチラインを走り、九十九里浜の海沿いを走ることのできる全長17.2kmの九十九里有料道路(通称、波乗り道路)へ。見通しが良く、走り易いこの道の走り心地は文句無しに最高です!キレイな海を見ながら走っていると本当にあっという間、思わず往復したくなるくらいステキな道でした。

その帰り道、カワイイお店を見つけたので、ちょっと寄り道。こちらのお店「ケーキギャラリー99」さんは九十九里初のケーキ屋さんで、店内にはカフェも併設。東京の有名な洋菓子店で修業をしたパティシエさんが、手作りにこだわって、腕を振るった自慢のケーキがショーケースに並んでいます。

どのケーキも本当に美味しそうで、本当に選ぶのに困ってしまいました。

ソファーに座ると窓越しにバイクが見えます。バイクを見ながらケーキやコーヒーを飲めるのは素敵ですね。

地元にもこんなお店があるといいなぁ。なんて思いつつ、ペロリとケーキをたべちゃいました。

そろそろ帰りの時間。楽しい時間はあっという間。やっぱりツーリングは楽しい!できることなら毎週末走りに行きたいくらい。皆さんもこれからのツーリングシーズン、どうぞ満喫してくださいね!
今回のコース&立寄りスポット紹介
銚子電鉄&犬吠駅

千葉県銚子市に本社を置き、銚子駅から外川駅まで(10駅6.4km)を結んでいる鉄道。大正2年に開業。鉄道として赤字経営が続くも、日本一の醤油の産地として販売をはじめた「ぬれ煎餅」がその危機を救ったことでも有名。味と雰囲気のある各駅とレトロな車両も旅行者にも人気。中でもポルトガルの宮廷風建築に改装された「犬吠駅」は周辺の観光拠点となっている。駅舎では名物のぬれ煎餅ほか、数々のお土産ものの販売もおこなっている。
犬吠埼灯台

銚子半島の最東端にある美しい白亜の灯台。また日本を代表する灯台のひとつであり、世界灯台100選や日本の灯台50選にも選出されている歴史的文化価値も高い灯台。英国人リチャード・ヘンリー・プラントンの設計をもとに作られた。2010年には、国の登録有形文化財にも登録されている。銚子観光のシンボル的な存在であり、またツーリングでは欠かすことのできない人気スポット。
屏風ヶ浦

太平洋に向かって、銚子市の名洗町から旭市上永井の刑部岬までの海岸線(約10km)に連なり迫力のある断崖絶壁が続く景勝地。ドーバー海峡にある崖にも似ているところから「東洋のドーバー」とも呼ばれている。撮影地やロケ地としても使用されることが多く。高さ約60mの岸壁の雄大な風景は一見の価値アリ!
犬若食堂

雑誌やテレビなど数々のメディアにも取り上げられた漁港近くの海沿いにある食堂。そのインパクトのある外観にちょっとビックリしてしまうが、実は歴史もあり、その料理の旨さに多くの人に愛されている。銚子で獲れる新鮮な魚介類を堪能できる。ときちゃんが食べたのは一番人気の新鮮な海老と魚、カキのフライのミックスフライ定食(¥1,100)。たっぷりのマグロがのった漬け丼(¥1,000)も人気。
電話:0479-22-9688
営業時間:8:00もしくは8:30〜20:00もしくは21:00
定休日:月曜日
天然温泉 旭の湯

2011年にオープンした天然温泉を使用した日帰り温泉施設。九十九里ビーチラインにあり、インパクトのある黄色い建物が目印。こちらの温泉には、塩分を多く含んだ温泉源泉が使用されている。効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛に冷え性、疲労回復など、ライディングで疲れた体をスッキリと回復させてくれる。屋内風呂ひとつに露天風呂がふたつ。施設内には、食事処や休み処も備えているので、のんびり、ゆったり派のライダーにもおすすめ。
電話:0479-62-1126
営業時間:10:30〜23:00*閉館24:00
休館日:無休
料金:大人1150円(中学生以上)子供520円(4歳〜小学生)
道の駅オライはすぬま

成田空港と九十九里海岸を結ぶ道路、はにわ道路沿いにあるライダーのオアシスとなっている道の駅。近隣の海浜公園や海岸などを訪れる観光客も多く、特に休日は賑わっている。新しく、清潔感のある建物には、食事処や休憩所の他、土産物の販売、地元で採れた生鮮食品の直売所等も設置。ちなみに「オライ」とは、私の家という意味。土日祝には、様々なイベントも開催されている。ときちゃんは、名物のいちごジェラートソフト(¥380)をペロリ!
九十九里浜 ビーチタワー

九十九里浜のシンボルとなっている豊海海水浴場に設置される巻貝をイメージして作られた特徴的なシンボルタワー。海と空のブルーに映えるホワイトカラーが美しい風景を演出している。
ギャラリー99

都内の名店で腕を磨いたパティシエが、リラックスタイムを楽しんで欲しいとの願いから、九十九里の片貝ビーチにほど近い、鮮魚加工所の冷凍庫を改装して、オープンさせたスイーツ&カフェラウンジ。ショーケースにびっしりと並ぶ手作りのケーキはどれも一級品。アットホームな店内は居心地も良く、スイーツ好きライダーなら是非足を運んで欲しいお店。ときちゃんは、ブルーベリーフロマージュ(¥480)をチョイス。男性には一枚一枚手作りのクレープと濃厚なクリームで仕上げられたミルクレープ(¥540)がおすすめ。
電話:0475-53-6499
営業時間:10:30〜21:00
定休日:火曜日
ツーリング使用アイテム紹介
ノーラン X-802R

1972年に設立したイタリアが世界に誇るヘルメットブランド。世界で唯一、PINLOCKシートの自社生産をおこなっている。モトGPやスーパーバイクなどでも使用されているハイパフォーマンスモデル。シェルにはカーボン、アラミド繊維、グラスファイバーをミックスさせたコンポジットファイバーを使用。使用したのはソリッドモデルだが、グラフィックモデルも豊富にラインナップする。
¥52,380~5%OFF
DAYTONA スマートコントローラー

スマートフォンやタブレットなど、グローブを装着したまま快適な操作を可能にしたアイテム。グリップやハンドルバーに簡単に装着可能で電池式なので配線いらず。操作も使用するのは親指と人差し指だけ。待機時間は約100日、連続使用時間は約40時間。もちろん防水性にも優れている。
¥7,80315%OFF
DAYTONA バイク用スマートフォンホルダー

シンプルかつスマートなデザインで、ハンドルバーにしっかりと固定できるアイテム。バイク専用設計となっていて、前後に加え、左右首振り機能も備えている。ホルダーも左右からしっかりとスマートフォンを固定し、落下や抜け落ち防止のシリコンバンドも装備。工具を使用するリジッドタイプと工具を使用しないクイックタイプをラインナップしている。
¥2,995~27%OFF
DAYTONA クールロボGT

人気のBluetoothインカム「クールロボ」シリーズの最上級モデル。グループトークから電話、ラジオ、ミュージックプレイヤー、ナビ、レーダーまでこれ一台ですべてをカバーする。クリアな音質で1500mまで会話が可能。連続最大通話時間は12時間、他社インカムと接続可能なユニバーサル機能、音声案内に加え、防水性にも優れている。コンパクトなボディに機能充実の一台となっている。
¥24,78615%OFF
HenlyBegins シートバッグMIL/A4

A4サイズの書類がスッポリと収納可能な使い勝手の良いサイズ。内側には多機能ポケットを装備し、ツーリング時に荷物が増えてしまった場合には、中央のファスナーで容量を変えることが可能(7〜12L)。また雨天の際には、取り出しが楽なレインカバーも装備している。メインファスナーには南京錠対応となっていて安全性にも配慮がされている。
¥7,80315%OFF
MOTORCYCLE SPEC
HONDA CB400 SUPERBOLD'OR

全長/全幅/全高 | 2080mm/725mm/1160mm |
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シート高 | 755mm |
装備重量 | 200kg |
排気量 | 399cc |
エンジン型式 | 水冷4気筒DOHC |
タンク容量 | 18L |
価格 | ¥891,000~ |
ナビゲータープロフィール
ときひろみ

1993年8月20日生まれ、埼玉県出身の21歳。千葉テレビ「週刊バイクTV」や雑誌「モトチャンプ」、「スマイルバイク」、「モトナビ」出演、その他オートバイ関連イベント出演など、オートバイ業界で活躍中のタレント。大型二輪免許も所持。愛車はKAWASAKI NINJA250RとSUZUKI GSX750R&モンキー。
今回の衣装は、クシタニのレイジャケット(¥43,200)、Eライドパンツ(¥17,820)、ベーシックグローブ(¥8,640)、ガルドシューズ4(¥41,040)。