日本最大の二輪イベント「東京モーターサイクルショー2013」をときひろみがリポート!

createJunichi Yasumuro
personHiromi Toki
開催を重ねる度によりいっそうの盛り上がりをみせる東京モーターサイクルショー。今年の開催は、3月22日(金)~3月24(日)でおこなわれ、その来場者は昨年を超える11万人が訪れた! 今回、会場内をナビゲートしてくれるのは、オートバイLOVEなタレントのときひろみちゃん。早速、彼女と一緒に注目のオートバイを見てみよう!
今年の開催は、各メーカーの思い入れを感じさせる期待のニューモデルが目白押し!
昨年10万人の来場者を達成した東京モーターサイクルショー、今年はさらにその上をいく、11万人超のライダーが会場にやってきた。各ブースとも連日の人だかりで、特にニューモデルは、撮影するのも大変。また乗車可能なニューモデルも跨がるのに、列をなすほどだ。来場者の中心は30~50代の男性が中心となっていたが、10~20代の若い世代も見られ、近年、増えているという女性ライダーの姿も多く目にした。
ホンダCTX700、BMW R1200GS、ヤマハXVS950CU BOLT、ハーレーダビッドソン FXSB BREAKOUT、ドゥカティHYPERSTRADAといった大排気量のニューモデルは、華やかさもあり人気であったが、同様に多くの人だかりができていたのが、カワサキのZ250やスズキのGSR250、ホンダのGROMやCROSS CUBといった100cc?250ccの小排気量モデル。一昨年から元気のあるこのクラスは、扱いやすさとお手頃な価格が人気で、各メーカーブース内でも多くのライダーたちの注目を集めていた。
年々、来場者が増加傾向にあり、景気回復の兆しも見えてきた中でのモーターサイクルショーは、小排気量から大排気量まで、メーカーのやる気とライダーの元気を感じることができるイベントとなっていた。
HONDA ホンダ
CROSS CUB & ZOOMER-X & GROM125
ホンダから登場スモールバイク三銃士!



小排気量モデルが熱い近年、依然その波は続きそうで、ホンダからも続々と新しいモデルが登場する。
CROSS CUBは現行モデルから一新、実用性や利便性とファンライドをクロスオーバーさせたモデルに。また、ストリートで人気のZOOMERの兄貴分として登場するZOOMER-X(排気量110cc)やエクストリーム感覚でライディングを楽しめるGROM(排気量125cc)も登場するなど、楽しみは尽きない。
CTX700
この夏、快適クルーザーで海や山へ!

ホンダが今夏、発売を予定している新たなクルーザーモデルがこのCTX700。"楽に、快適に、爽快に"をテーマとし、エンジンは低・中回転域の力強さと燃費性能に優れた水冷・直列2気筒670ccを搭載している。
YAMAHA ヤマハ
SR400 35th Anniversary Edition
進化し続けるヤマハの名車がエレガントに!

デビューから35周年を迎えるSR400のアニバーサリーモデルは、細かなリファインはされているも、基本のスタイルはそのまま。落ち着きのあるリーフグリーンカラーにゴールドのロゴがあしらわれ、上品に仕上げられている。
XVS950CU BOLT
スマートなバイクライフを演出!

ロードスポーツモデルとして市販が予定されているXVS950CU BOLTは、スリム&コンパクトなボディに優れたクルージング性能を備え、快適なバイクライフを約束してくれる。
MAJESTY S
小排気量クラスに新風を巻き起こす!

現行マジェスティをひとまわりスリム&コンパクトにしたデザインのニューモデル。排気量は155cc。近年、元気のよい軽二輪クラスの注目の一台。
SUZUKI スズキ
GSR250
洗練された美しき250!

250~750ccとラインナップが充実したGSRシリーズ。人気の高いGSR250のニューカラーは、美しい輝きを放つパールグレッシャーホワイト。
GSX-R1000 & GSX1300R HAYABUSA
速さを求めるライダーたちへ!


海外仕様モデルとして、来場者の注目を集めていたのは、精悍さを増したフロントフェイスのGSX-R1000と、速さを追求した流線型のボディが魅力のスズキが誇るフラッグシップモデルのGSX1300R HAYABUSA。
Kawasaki カワサキ
NINJA250 & Z250
最強タッグKAWASAKI 250ブラザーズ!


250ccクラス人気の火付け役となったNINJA250の2013年モデルは、より精悍なフォルムとなり、見た目も性能もバージョンアップ。それに加え、クラスを超えた存在感とパラレルツインを搭載する今期の注目株。ネイキッドスタイルのZ250もお目見え。
Z800
猛獣使いを目指すならこの一台!

参考出品として展示されていたのは、Zシリーズの上位モデルZ800。806ccのパワフルなエンジンを搭載、刺激的なライディングが楽しめる。
HARLEY-DAVIDSON
STREET BOB LIMITED &
JAPAN 100TH ANNIVERSARY CUSTOM PAINT LIMITED
乗れば、ハッピーな気分になれる!


キングオブアメリカンバイク、ハーレーダビッドソンの注目モデルは、ブラックアウトされたエンジン類に、ボディとホイールのレッドカラーが映える、ストリートボブリミテッドと日本上陸100周年記念限定のカスタムペイントが施された100台限定のFXDLローライダー。
INDIAN
INDIAN CHIEF VINTAGE FINAL EDITON
手に入れれば、まさに一生モノ!

アメリカで111年の歴史を誇る伝説のブランド。注目は世界限定モデルINDIAN CHIEF VINTAGE FINAL EDITON。ボディにブランドを象徴するインディアン・チーフのペイントが施され、フレームには、シリアルナンバー付きエンブレムを装備。日本導入はなんと、わずか1台という超レアモデル!
VICTORY
CORY NESS CROSS COUNTRY TOUR
"勝利"という名のラグジュアリーバイク!

日本初上陸となるアメリカバイクブランド。開発から製造まで本国でおこない、デザインはモダン・アメリカンスタイル。1731ccのVツインエンジンを搭載し、重厚なボディも、パワフルかつスムーズ操ることが可能で、快適なクルージングが楽しめる。
KTM
1190 ADVENTURE/R & E SPEED
可能性と未来を感じさせるスペシャルマシン!


オーストリア生まれのスポーツバイクブランドからは、ダカールラリーを制したマシンのDNAを引き継ぎ、スタイリッシュな仕上がりをみせる1190 ADVENTURE/Rが登場。またブランド初となる、アグレッシブなフォルムがインパクトを放つ電動バイク、E SPEEDは注目の的。
BMW
GS1200R & C600 SPORT
大人のマシン、気分はラグジュアリーサルーン


洗練された大人のモーターサイクルブランドとして人気のBMW。完全新設計の空水冷方式エンジンを採用し、更なる進化を遂げたGS1200Rと、パワフルかつ鼓動感を感じさせてくれるC600スポーツが注目モデル。
TRIUMPH
800XC ABS & SPORT 1050 ABS
スマートな英国の二匹の虎、あなたのお好みは?


スタイリッシュなデザインが魅力のイギリスが誇るモーターサイクルブランド。注目は、パワフルな三気筒エンジンを搭載したアドベンチャーバイク「タイガー」シリーズ。オフロード性を高めた800XC ABSとオンロード性能を高めたSPORT 1050 ABSが登場。
HUSQVARNA
TR650 TERRA
オフロードの爽快感をストリートに!

スウェーデンではじまったモーターサイクルブランド。軽量でパワフルなエンジンを搭載し、高いオフロード性能が魅力。注目は、BMWグループとの共同モデルとして開発されたストリートモデルのTR650 TERRA。フルタンクで185kgのライトウェイトを実現した軽快感を楽しめるモデル。
AGUSTA
F4
輝き続ける"走る宝石"!

究極のこだわりによって数々のマシンを生み出してきたイタリアのブランド。中でも注目のモデルは"走る宝石"と称され続けてきたF4。芸術的なフォルムに、998ccのハイパワーエンジンと最新の電子制御システムMVICSが搭載されている。
BIMOTA
DB5
速さと美しさを求めるあなたに!

"速く、そして優雅に"を求め、妥協のない作り込みで洗練されたマシンを作り上げるブランド。軽快さを求め、1078ccの空冷エンジンを搭載したDB5。他にもDB6、DB8、DB8SPの4台をラインナップ。
DUCATI
1199PANIGALE
スーパーバイクの新しい時代を見た!

イタリアンレッドがインパクトを放つドゥカティ。過酷なレースの世界から生まれたスーパーバイク1199パニガーレRには、カーボンファイバー製ボディやチタンコンロッドが使用される。
HYPERMOTARD SP & HYPERSTRADA
あなたのバイクライフを変える2台!


軽量化かつアグレッシブなライディングのための特別装備を用するハイパーモタードSPと大型スクリーンやサイドラゲージなど、コンフォータブルなハイパーストラーダの2台のハイパーシリーズに注目。
ADIVA
AD TRE
快適かつお洒落に乗りたいスマートビークル!

イタリア生まれのスクーターブランド。開閉式のルーフに大容量のリヤトランクを装備したADシリーズを展開。ニューモデルは、前二輪、後一輪の三輪仕様となり、安全性が高められたAD TRE。
MEGALLI
250s & 250r
250クラスに新風を巻き起こす!


イギリスで生まれ、ミラノでおこなわれたEICMA2007で世界デビューを果たしたブランド。注目のモデルは、ブランド初のネイキッドモデルとなる250sと専用グラフィックにシングルシートを装備した250r。
VESPA
GTS300ie
これぞ、伊達男の鉄板スクーター!

言わずとしれたイタリアのスクーターブランド。人気の高いマットブラックカラーを纏い、さらに278ccのパワフルなエンジンを搭載したスポーティなGTS300ieが注目のモデル。クール&エレガントなマシンに仕上がっている。
MOTO GUZZI
V7 RACER
クロームカラーとスマートなスタイルに一目惚れ!

1921年創立の長い歴史を持つ、イタリアの老舗ブランド。空冷縦置きVツインエンジンとシャフトドライブの組み合わせが特徴。注目は、美しいクロームカラーはそのままに、モデルチェンジされたV7レーサー。カラーを纏い、さらに278ccのパワフルなエンジンを搭載したスポーティなGTS300ieが注目のモデル。クール&エレガントなマシンに仕上がっている。
PIAGGIO
X10 350
スマートに乗りこなしたいエレガントスクーター!

3輪の個性的なスクーターを展開しているイタリアのブランド。個性を放つMP3とは異なり、シンプルかつエレガントなフォルムにパワフルな330ccのエンジンを搭載したX10 350(参考出品)。
APRILLIA
RSV4R
地上を駆ける戦闘機、一台いかが?

スーパースポーツからスクーターまで揃えるイタリアのブランド。
注目はフラッグシップモデルのRSV4R。新たにアドバンスドABSを装備し、バイクのハイポテンシャルに臆することなく、楽しむことができる。
ROYAL ENFIELD
CONTINENTAL GT
飾っておきたくなるエレガントなスタイル!

イングランドで創立された世界で最も古いモーターサイクルブランド。注目のモデルは、これまでのクラシックなスタイルとは一線を画したモダンなデザインのコンチネンタルGT。今秋発売予定。
KYMCO
K-PIPE50/125
時代の最先端をいく、ミニマム&スマートバイク!

1963年創立の台湾のスクーターブランド。ミニマム&スマートなスタイルを実現したK-PIPE50/125(参考出品)に注目。独自の「スパイナルコラムフレーム」を採用。不必要なコンポーネントを排除し、車両の振動を30%以上低減させた。
SYM
T1 125
ネイキッドバイクの世界に真向勝負!

台湾が誇るスクーターブランド。注目のモデルは、スタイリッシュなロードスポーツモデルT1 125。20万円台という価格とスタイリッシュなボディが魅力。欧米市場への参入を狙う、本気モデル。
ZERO ENGINEERING
ROAD HOPPER TYPE-5i SHOVEL
新しいビンテージスタイルのカタチ!

2003年にPLOTが登場させたモータサイクル。ビンテージHDに和のテイストを取り入れカスタマイズ。注目は、S&S製ショベルを搭載し、ロー&ロングなスタイルながらも、自然な乗り味で日本の道との相性も抜群なTYPE-5i SHOVEL。