紅葉もキレイな安曇野へゴー!ときひろみの欲張りツーリング

createJunichi Yasumuro
camera_altKen Takayanagi
personHiromi Toki
tag_facesKUSHITANI
絶好のツーリング時期がやって来た! と思いきや、ふたを開けてみれば台風の連続...。それもようやく過ぎ去ったと思ったら、あっという間に肌寒くなってきてしまった。ああ、無情。しかし、ライダーはめげない。雨さえ降らなければ、全然オッケー。幸い、紅葉のピークは過ぎていない。ということで今回は、秋の醍醐味である紅葉を堪能しに、水と空気が美味しい土地、信州へ。目的地は、長野県内有数の観光スポットで、数多くの美術館や資料館、記念館などが点在し、観光客で賑わう。もちろん、美しい緑に囲まれ、道路も走りやすく、ツーリングにも最高。ライダーは、暑くても、寒くてもノープロブレム。ツーリングは年中無休な、ツーリング大好きタレントのときひろみちゃん。これから寒さが厳しくなってきそうですが、是非、今後のツーリングの参考にしてみてください!
美しき紅葉を求め、安曇野へ!

長野県、安曇野。県の中央部に広がる松本盆地の北西部、扇状地(土砂などが山側を頂点として扇状に堆積した地形のこと)上にあり、北アルプス山麓からの豊富な湧き水を利用し、ワサビの栽培やニジマスの養殖が盛んな場所である。観光地としても人気で、JR東日本のCMの中でも、美しい自然とほっこりとした風景、そして数々の美術館など、たくさんの見所が紹介されている。サイクリングやトレッキングに登山、この地を守る"道祖神"めぐりなど、一度の来訪では満喫できないほど。もちろんライダーたちも、道路の走りやすさだけでなく、美しい緑に囲まれた清々しい風景を満喫でき、美味しい料理も味わえるとあって、数多く訪れている。今回は、安曇野周辺をまわり満喫するほっこりコース。ルートは、都内から中央自動車を通り、岡谷ジャンクションから長野自動車道に入り、安曇野へ。安曇野インターを降りてからは下道を走り、穂高を中心として、食、走り、紅葉、アクティビティを存分に楽しんで帰路へという450km超の道程。これからは少し寒さが厳しくなってきますが、その分、空気が澄んで景色は最高。また時間に余裕がある人なら温泉宿でのんびり極上気分を。さぁ、都会の喧噪も仕事も忘れ、癒しとおもてなしのある安曇野へ!
紅葉だけじゃ終わらない
秋の欲張りツーリング!

11月○日の都内某所。今回もちょっと目的地が遠いということで、早起きです。いつもの集合場所について、早速今回の相方をチェック! 第一印象は「イケメン」という感じ。ブルーのボディがちょっと私の愛車と同じで、なんだか親近感が湧きます。今回も外車、トライアンフのストリートトリプル85というモデルで、デザインは全体的にシャープで、クールな感じがしました。

天気も良いし、ワクワクしながら、さっそくストリートトリプルに跨がってみました。意外とスリムで足つきも○。さぁて、ちょっとロングライドになるけど、走るのは好きなので問題なし。いざ、安曇野へ出発です! 安曇野を訪れるのは今回がはじめて。紅葉もいい感じになっているというので、楽しみ。それに、今回はそば打ちも体験できるので、それもまた楽しみなんですよね。お仕事だけど、しっかり走って、きっちり楽しんできたいと思います!

ちょっと苦手な首都高速を慎重に走り、中央自動車道へ。前回と違い、道は空いていたので気持ちよく走れました。やっぱり高速はスイスイ走れるほうがいいですね。ストリートトリプルは、思った以上にパワフルで、高速道路も楽々。カウルがないから、急加速のときはちょっと風が辛いけど、それ以外は気分良く走れます。大きい排気量のバイクってやっぱり高速だと安心ですね。

早起きしてちょっとお腹も空いたので、ご飯休憩で中央自動車道では談合坂SAで休憩。朝は名物のあんぱんと紅茶にしました。外のほうが何だか気持ちが良さそうだったので、バイクの近くで朝ご飯。駐車スペースも広く、平日にも関わらず、ライダーもたくさんいました。

朝ご飯を食べて、再び出発。中央自動車道をしばらく走って、岡谷ジャンクションから長野自動車道へ。高速道路もまわりに緑が多いと、気持ち良くって運転の疲れも半分にしてくれる感じがします。長野自動車道に入れば、目的地の安曇野まではあとちょっと。

片道200km強、やっぱりちょっとは疲れもあるし、お昼前に着いたので、地元でも人気の足湯に寄りました。紅葉がきれいな穂高温泉郷にある八面大王の足湯というところ。ちょっと名前は恐いけど、足湯の中央にある8つの顔はちょっとユニーク。湯加減もちょうど良く、ライディングで疲れた足を癒してくれました。

のんびりしていたらあっという間にお昼。今日のお昼はおそば。そば打ちが体験ができるという「こねこねハウス」を訪れました。お店は田園が広がる住宅地の一角にあり、結構大きい。

そば打ちの体験時間は1時間〜1時間半くらい。地元の達人たちが丁寧に教えてくれるので安心。今回、私にそば打ちを教えてくれた高橋さんは、説明も上手で話も面白く、楽しく体験ができました。やっぱり手打ちの出来立てそばは美味しい。お腹も空いていたので、てんぷらもプラスしちゃいました。

お腹もいっぱいになったところで、次に向かったのは、安曇野の名物わさび農園! 近くに大王わさび農場というスポットがあるということで、立ち寄り決定。着いてみてビックリしたのは、その広さ。ぐるっとひと回りするには、かなり時間がかかりそうです。

わさびはちょっと苦手だけど、ランチ後のデザートでわさびソフトをいただきました。ほんのりワサビの味がして、美味しかった。畑にはきれいな湧き水が流れていて、かわいい水車小屋もありました。
今回、安曇野をバイクで走っているとところどころにお地蔵さん?らしきものがあることに気づきました。後で聞いたら、道祖神というこの土地の神様らしく、一緒に記念写真も撮りました。

そして、密かに楽しみにしていたホースライディング(ひき馬ですけどね(笑))。ホースランド安曇野は、ワイナリーやお土産店、イベントホール、農産物の直売所などが集まった安曇野スイス村の敷地内にある乗馬倶楽部で、エサをあげたり、乗馬も楽しめます(乗馬レッスンは予約が必要です)。

乗馬は思ったよりも視点が高く、最初はちょっと恐かったけど、慣れるとそれが楽しくなり、独特の揺れも心地良いんですよね。馬も可愛くってまた一緒に記念写真も撮っちゃいました。

最後に紅葉のワインディグを楽しみつつ、この地方で一番有名な穂高神社にしっかりとお参りをして安曇野ツーリングは終了。都内まで気をつけて帰りま~す!できたら、今度は泊まりで来たいなぁ。安曇野最高っ!おすすめです!
今回のコース&立寄りスポット紹介
談合坂サービスエリア

中央自動車道の中でも、特に施設が充実しているサービスエリアで、多くの人が休憩をする定番のスポットとしても有名。「談合坂」という名は、昔この場所で話し合い(談合)をしていたことから付けられたという説がある。観光・物産情報を提供する高速道路初の情報スポット「DAN-GOツーリストガイド」も設置。また朝食にはとっきーも食べた、1日1000個売れるという名物のつぶあん&バタークリーム入りの「談合坂あんぱん(200円)」がおすすめ。
launchhttp://www.c-nexco.co.jp/sapa/search/detail/1100aa077.html
下り
launchhttp://www.c-nexco.co.jp/sapa/search/detail/1100aa081.html
八面大王足湯

穂高温泉郷にある無料の足湯。お湯はアルカリ性単純温泉。年中無休の24時間営業となっている。八面大王は、昔から安曇野の人たちに語り継がれてきた伝説の主人公。豪壮無比かつ雄大で、全国的にみてもユニークな存在。この地方の正義の支配者とみられている。中央に八つの顔(喜怒哀楽etc)のモニュメントがあり、その顔を見ながら足湯に浸かる。神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復などの効能アリ。
launchhttp://www.city.azumino.nagano.jp/kanko/enjoyazumino/onsen.html
こねこねハウス

昔懐かしい古民家風の空間で打ち立ての美味しいそばや地元ならではの一品料理を楽しむことができるお店。またここでは、地元の達人が親切丁寧にコツを教えてくれるそば打ちやおやき作りの体験もすることができる(*どちらも要予約)。ツーリングの楽しい想い出として体験をおすすめです。.8kmあり、日本の道100選にも選ばれている。
大王わさび農場

1917年にオープンしたわさび農場。大王農場、大王わさび園とも呼ばれている。東京ドーム11個分の広さを持ち、畑全体から毎日、北アルプスの湧き水が12トンも涌き出している。農場内にはわさび畑やお土産物屋はもちろん、風情を感じる水車小屋や大王神社、大王窟、展望台のほか、わさび漬を作ることができるわさび体験工房、わさびグルメが楽しめる4つの飲食店などもあり、ゆっくりと楽しむことができる。もちろん、ライダーたちも大好きなスイーツ、ソフトクリーム(わさび味)も味わえる。営業時間は3~10月は午前9時~午後5時20分。11~2月は午前9時~午後4時半までとなっている。入場料は無料。
launchhttp://www.daiowasabi.co.jp/
道祖神

安曇野は、道祖神と呼ばれる、村の守り神として五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄、旅人の交通安全を祈願する身近な神さまの宝庫として有名で、市内には400体以上が点在している。道祖神は村の中心や道の辻、三叉路に立てられいて、彫刻の種類や表現内容も男女が寄り添うものやカラフルなもの、文字が刻まれたものなど様々。道祖神巡りも人気の観光コースとなっている。ツーリングで訪れた際には、幾つ見つけられるかを楽しんでみてはいかが。
穂高神社

穂高見命を御祭神に仰ぐ神社で、奥宮は北アルプス穂高岳のふもとの上高地にある。古くから殖産興業の神様として崇められてきた。また安曇野の地名に関係するといわれるお船祭りが毎年9月に行われている。お祭りには大人船が2艘、子供船が3艘が出され、中でも大人船2艘によるぶつかり合いは盛り上がる。またアルプスの総鎮守として広い信仰を集めている。境内内のお船会館には、お船祭りの御船や独特の穂高人形の飾り物などが展示されている。
launchhttp://www.hotakajinja.com/
ホースランド安曇野

安曇野インターのほど近く、雄大な北アルプスを望む、美しい田園風景の中、乗馬を楽しむことができる日本屈指の乗馬クラブ。牧場内は、春夏は色とりどりの花が咲き、秋は紅葉が楽しめる。馬や山羊とふれあえるコーナーや初心者でも安心のひき馬体験の他、経験豊富なインストラクターが一から教えてくれる乗馬レッスン(*要予約)も受けることができる。ライダーであれば、きっとホースライディングも楽しめるはず。とっきーはひき馬を体験しました。営業時間は9時半~17時(冬期10時~16時)、定休日は毎週月曜日。
launchhttp://horseland-azumino.com/
とっきーのはじめてのそば打ち
とっきーがはじめてとなるそば打ちにチャレンジ!ちょっとしたバイクの整備やカスタムなどは、自分ですることもあるというとっきー、しかし料理や器用さは未知数。果たしてそばを上手に打つことができたのでしょうか!











あとは茹でれば完成です!

みなさんもぜひ!
MOTORCYCLE SPEC
TRIUMPH STREET TRIPLE 85

全長/全幅/全高 | 2055mm/740mm/1060mm |
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シート高 | 800mm |
装備重量 | 183kg |
排気量 | 675cc |
エンジン | 水冷並列3気筒DOHC12バルブ |
最高出力 | 85PS/10000rpm |
最大トルク | 6.12kgfm/8250rpm |
タンク容量 | 17.4L |
価格 | ¥890,190 |
ナビゲータープロフィール
ときひろみ

1993年8月20日生まれ、埼玉県出身の20歳。千葉テレビ「週刊バイクTV」の出演や「モトチャンプ」連載、「スマイルバイク」出演など、オートバイ業界で活躍するタレント。大型二輪免許も所持。愛車はKAWASAKI NINJA250R。
今回の衣装は、クシタニのコンプリートジャケット(¥88,200)、ホワイトグースダウンジャケット(¥29,820)、ロングゴートグローブ(¥10,920)、ガルドシューズ4(¥39,900)。