2014.09.18
PCX150カスタムvol.1 吸気と排気でサウンドのカスタマイズ!

吸気と排気でサウンドのカスタマイズ!
どうも、ゼロカスタムとゼロマガジンの制作を担当している、シゲルです。
今回から急に始まったこの連載企画。事の発端は2014年が始まってすぐのゼロカスタムの新年会。せっかくバイクパーツをこんなに大量に扱ってる訳だし、ゼロカスタムでもデモカー的なものを作ろうじゃないか!という発言から実現しました。
つまりはそうです、言いだしっぺの私がこの企画をやらざるを得なくなった訳です。お酒に酔っていたと言えど、私は自分で工具を持ってバイクを弄ったりということは今までしていなかったので不安しかありません。
車体が納車されて来た時は視界に入る奴全員が悪魔に見えました。
簡単にまとめるとですね。この企画のサブタイトルは「大人の悪ふざけ」です。
でも、「あいつ絶対途中で放棄するだろーな」なんて言われても悔しいのでこうなったら全力で勝負してやろうと思う訳ですよ。あーそうですよ、完全に策略にハマってしまってるという訳ですよ。

これが、俺を苦しめる根源であるHONDA PCXである。
今回用意された車両は王道の125ccではなく、150ccです。少し乗りましたがやはり街乗りにはかなりいいサイズですね。ホイールは14インチでパッと見はしっかりした足回りな上、足付きも良く誰にでも乗りこなせるベストスクーターだなという印象。人それぞれだと思うけど、出だしの加速やハンドリングの操作感には正直もう一つ足りない気分なのでカスタムをガッツリしたいと思う。

ノーマルのままでも十分実力を発揮してくれるこのHONDAのPCXですが、やはりカスタムパーツが豊富なこの車両にはアレコレパーツを付けたほうがカッコイイ。
昔からバイクに乗っている自分からすると正直今のバイクは音が静かすぎて信号待ちで「あれ!?エンジンかかってる?」とか走ってても寝てしまいそうになる。普通なら最初はミラーとかグリップとか、外装類を弄る事が多いのだろうけど、今回私、シゲルが選んだアイテムはコレ。
ADIO(アディオ) BB-SHOOTマフラー(ステンレスフルエキ)

125ccクラスに最適なサイズ&形状のサイレンサー。サイレンサーは50Φから90Φへと徐々に太くなりながら、カーブしています。テーパー管はTIG溶接で、溶接跡の焼けもそのままの状態で残してあり、非常にレーシーです。
ADIO(アディオ) BB-SHOOTエアクリーナー ステンレス

スタイリングと性能を両立させたスポーツエアクリーナー。BB-SHOOTマフラーと同じく、テーパー状に広がりながらカーブしている形状により、吸入抵抗の低減、吸入効率のアップを実現。
シゲル ポイント①
吸気と排気変えたらきっと眠たくならないと思う。
ノーマルマフラー

ノーマルエアクリーナー


今回取り付けるマフラーとエアクリーナー(以後エアクリ)が届いた。
とりあえず、並べてみた!この荒々しい感じ良いですね。
マフラーとエアクリは大体のスクーターや4miniであれば簡単に交換出来るので、バイクを初めて弄ってみる!なんて人には練習に丁度いいと思います。
工具もそんなに沢山いらないので、まずはこれくらいの工具を1セット持っておけば簡単なメンテナンスは問題無く出来るのでオススメ。
SUEKAGE(スエカゲ) 48PCツールキット

様々なメンテナンスフィールドに対応すべく、廻す、つかむ、切るの3機能を備えた整備用ツールキットです。
シゲル ポイント②
ソケットレンチの8mm・10mm・12mmが頻繁に消息を絶つ、
監視を怠るな。
では早速交換作業を開始します。 今回はマフラーとエアクリを同時に交換するのでメットインまで全部外します。マフラーの交換だけであれば外装は何も外さなくていいと思います。マフラーだけ交換の方はこちらからご覧ください。
STEP1 : サイドステップのボルトを外します。

STEP2 : サイドカウルのボルトを外します。

STEP3 : フロントインナーカウルの見にくいボルトを外します。

STEP4 : 足置のカバーをめくって、ボルトを外します。



これで一旦サイドカバーが外れると思います。外し忘れのネジが無いかしっかり確認してください。
外したネジは紙コップとか個所毎に分けれるようにしておくといいでしょう!
STEP5 : メットインのボルトを外します。

STEP6 : メットインを固定しているネジはココ。



STEP7 : メットインをごっそり外すとこうなります。

STEP8 : キャブを固定しているネジを外します。

メットインを外して上から覗くと、キャブが見えるはずです。このキャブを固定しているネジを外します。赤丸のところです。
STEP9 : 純正のエアクリを外します。

ボルト数本で固定しているだけなので簡単です。
STEP10 : エアクリ本体を固定しているボルトは隙間に隠れてます。ここです!


STEP11 : キャブの先から後ろをごっそり外します。

STEP12 : ゴム筒をカットします。
今回のアディオさんのエアクリは純正部品を一部加工して再利用します。
ですのでゴム(筒)をこのようにカットしちゃいましょう!


カットの個所は説明書をよく見てペンで線を引いてカットしましょう。
カットはカッターナイフなどでも可能ですが怪我をしないように注意しましょう。
STEP13 : カットしたゴムをキャブに戻します。

STEP14 : エアクリを固定するためのステーを車体に固定します。

STEP15 : エアクリを差し込みます。


ブローバイガスホースの差し込みもお忘れなく!
STEP16 : STEP14で固定したステーにエアクリを固定します。

シゲル ポイント③
これでエアクリは装着完了!
ネジの閉め忘れが無いか、しっかり確認しよう!



次はそのままマフラーを交換しちゃいます!

要領はエアクリと似てるので気軽にチャレンジ!
STEP1 : まずはマフラーを固定しているボルトを外します。


マフラーの根本、エンジンとマウントしている箇所は2本のナットで固定されています。覗き込んでもらえば写真のような箇所が見えます。ここのネジはナメってしまわないように気を付けましょう。

STEP2 : マフラーステーとマフラーを固定します。

この時締めすぎてしまわずに少し余裕を持たせておきましょう。
STEP3 : マフラーとエンジンのマウント部分をしっかり合わせて固定します。

ここは閉め忘れをすると排気漏れで爆音になるので気を付けましょう!
STEP4 : ほかのマフラーを固定しているボルトもしっかりと締めます。

最後にもう一度全部チェックすること!
シゲル ポイント④
マフラー交換はこれで終わり!
あとは外したカウルを戻すだけ!頑張って!



ちょっとしたことだけど、吸気・排気が変わるとやっぱりまったく別物になりますね。
アディオさんのマフラー、エアクリを入れた感想は重低音がしっかりしてて、吹け上がりがよくなったので加速感を味わえます。
街乗りや通勤に使うバイクであればとてもオススメのカスタムパーツですね!







